社民・福島氏、グアム案捨てず「粘り強くやっていく」(産経新聞)

 ■平野長官、北沢防衛相はテニアン移設案に慎重姿勢

 福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)12日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題をめぐり、政府・与党の沖縄基地問題検討委員会のグアム視察団に対して米領グアムのカマチョ知事が移設受け入れは困難との認識を示したことについて、「(受け入れは)どこも正直難しいかもしれないが、今後も交渉を続けるなり、粘り強くやっていきたい」と述べ、社民党としてグアム移設案を取り下げない方針を示した。

  [リストで見る]普天間飛行場移設問題をめぐる政府・与党幹部の主な発言

 一方、平野博文官房長官は同日午前の記者会見で、サイパン、テニアン両島を含む米自治領・北マリアナ諸島への機能移設案に対し、「突然降って出てきた。検討案といわれても、何を検討していいと言っているのかもわかりかねる」と述べた。北沢俊美防衛相も同日午前の記者会見で、「そこまで後方にすべて展開して本当に抑止力の維持ができるのかという議論が起きる。その議論が長引くと5月中の決着はなかなか難しい」と述べ、検討すべき移設先にはなり得ないとの認識を示した。

【関連記事】
揺らぐ日米関係 アジア・大洋州地域の憂鬱
社民に配慮しすぎて…選択肢「国外」残す
グアム視察団、現地入り 社民、国民新はサイパンも訪問
普天間移設先「検討委で絞り込まず」 平野官房長官
「移設先になりうる」 普天間問題で北マリアナ諸島テニアン市長

フリーター議員、実は資産家だった! 資産公開で判明(産経新聞)
「引退と捜査は別の話」=朝青龍問題で警視庁(時事通信)
新日鉄名古屋製鉄所を捜索=敷地から強アルカリ水漏出−名古屋海保(時事通信)
高速無料化のCO2影響試算=小沢環境相(時事通信)
<陸山会事件>石川議員、保釈 報道陣の問いには答えず (毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。