さいたまの犬死骸遺棄事件 元町議、初公判で起訴事実認める(産経新聞)

 埼玉県飯能市の正丸峠に大量の犬などの死骸(しがい)が捨てられていた事件で、詐欺と廃棄物処理法違反の罪に問われた動物葬祭業の元同県三芳町議、阿部忍被告(72)の初公判が16日、さいたま地裁川越支部(加登屋健治裁判長)で開かれた。阿部被告は罪状認否で「間違いありません」と述べ、起訴内容について認めた。

 起訴状によると、阿部被告は2月18日ごろ、犬の火葬を依頼した戸田市の男性会社員に「きちんと火葬して明日、遺骨はお持ちします」などとうそをついて実際には死骸を火葬せずに投棄し、男性には別の犬などの骨を渡して犬の火葬代1万5千円をだまし取ったなどとされる。

 阿部被告は県警の調べに対し、「同業者が増え、値下げしないと客が集まらなかった。火葬代を浮かせるため捨てた」と供述していた。

 県警によると、阿部被告が犬の死骸を捨てたとする飯能市の正丸峠付近からは、計約180匹の動物の死骸が見つかっていた。

 初公判のこの日は、傍聴券を求めて午前5時半から飼い犬の遺影を持って同支部前に並ぶ人の姿もあり、傍聴席はほぼ満員となった。

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